管理職研修

管理職研修

自分で成果を出す人から、
人とチームを通じて成果を出す人へ。

「自分でやった方が早い」から抜けられない管理職を、変えるための研修です。

経営者や一部の管理職に、仕事と判断が集中する組織から、管理職が人とチームを動かして成果を出す組織へ。経営コンサルタントとして中堅・中小企業の現場に入りながら、管理職研修に登壇しています。研修の前に、経営者と、受講される方の上長に伺います。そのうえで、御社で実際に起きていることを演習に入れて設計します。

唐澤本人が登壇し、教材も本人が作ります。
中小企業診断士・ITストラテジスト / 管理職向けの教材だけで25本

会議室で受講者に向けて話す唐澤智哉

こんなときに、ご相談ください

  • 新任管理職が、プレイヤーのまま抜けられない
  • 「もっと任せろ」と言っているが、部下に仕事が渡っていない
  • 管理職によって、育成や評価のやり方がばらばら
  • 研修をやったが、現場に戻ると元に戻る
  • 部長と課長で、言っていることが食い違う
  • 来期の階層別研修を、どう組むか決まっていない

管理職が育たない会社は、社長と一部の人に仕事が集まり続けます

会社が伸びているときほど、優秀な人に仕事が集まります。その人が動けば、片づくからです。けれども判断まで集まると、会社が伸びられる幅は、その数人の処理能力で決まってしまいます。

ある会社では、創業以来を支えてきた優秀なお二人が、いつのまにか組織の天井になっていました。新規事業のために採用した課長も若手も育たない。判断も、そのお二人に集まる。ご依頼は「理念を作って浸透させたい」でしたが、この構造が変わらないかぎり、何を掲げても浸透しません。

管理職研修は、人事の施策である前に、組織の設計です。現場で判断が下りるようになると、経営者の時間が空きます。そして、次の管理職が育ちます。

ただし、研修だけで変わるわけではありません。権限の線引き、評価、会議の持ち方まで含めて見たうえで、研修で解決する問題でなければ、そう申し上げます。

管理職の仕事は、問題を解決することではありません

管理職に求められる成果は、3つあります。個人としての成果、チームとしての成果、そして人材育成。個人の成果だけで評価される段階から、チームの成果と、未来の成果に責任を持つ段階へ変わります。

プレイヤーとして評価されてきた人ほど、自分で動いて解決します。それは、今日の成果では正しい。しかし続けるかぎり、チームの成果は本人の処理能力が上限になります。そして、育てていないから、いつまでも忙しい。

管理職の仕事は、自分が問題を解決することではない。
問題が解決する状態をつくることである。

研修で扱うのは、この差です

いま、現場で起きていること研修で扱うこと
「自分でやった方が早い」で、引き取ってしまう手放してはいけない4つを決め、それ以外を渡す
渡すと丸投げになりそうで、怖い目的・成果・期限・判断してよい範囲・相談してほしい条件の五つを合意する
渡したあと、つい口を出してしまう確認の頻度を、信頼ではなくリスクで決める
任せているつもりだが、部下が育たない任せる範囲を4段階で広げ、人を能力・経験・意欲・自信の四つで見る
評価やフィードバックが、管理職によって違う評価の癖6つと、フィードバックの手順を揃える

研修で扱えるのは、ここまでです。現場で続くかどうかは、戻ったあとの運用で決まります。だから、複数回にする場合は、回と回の間を設計に入れます。

選ばれる理由

① 研修の前に、経営者と上長に伺います

日程を決める前に、経営者と、受講される方の上長にお話を伺います。何に困っていて、研修が終わったあと何が変わっていてほしいのかを、先に揃えます。既製の1日を当てはめることはしません。

② 御社で起きていることを、演習にします

演習は、一般論では書けない形にしてあります。「先週、引き取った仕事を3つ書く」「いま抱えている業務を10個書き出して、渡せるものを数える」。自分の実例から始めるので、受講者ごとに答えが変わります。

③ 研修で解決する問題でなければ、そう申し上げます

制度や体制の話であれば、研修より先に扱うべきものがあります。経営コンサルタントとして会社を見ているので、そこを分けて申し上げられます。研修を売ることが目的ではありません。

④ 教材は、すべて自分で作っています

管理職向けだけで、3時間版13本・1日版12本。汎用のテキストを配って読み上げることはしません。階層をまたいで同じ考え方で設計しているため、階層ごとに言っていることが食い違いません。

こんな相談から始まりました

①「理念を作って浸透させたい」というご依頼でした

既存事業が安定し、新規事業で伸ばしたい会社。創業以来を支えてきた優秀なお二人が、いつのまにか組織の天井になっていました。社長に、これから会社を担ってほしい方を選んでいただき、一人ひとりから話を伺いました。そのうえで、「権限を委譲しながら若手を抜擢して、組織体制を変えていかないと大きくなりません」とお伝えしました。理念を作るより先に、扱うことがありました。

② 1on1の演習で、見学していた管理職から反発が出ました

「部下の話を聴くだけでは、上司らしくない」「ダメなものはダメだと言うべきだ」。この問題意識は、実務としては正しいものでした。否定はしません。起きていたのは、業務判断の軸と、聴く技術の軸が、1つに混ざっていたことです。両方に理があると認めたうえで軸を分け、同じ面談の中でモードを切り替える型に落としました。そして、研修の設計そのものを直しました。

どの形が合うか

こんなとき/形時間演習
はじめて管理職研修を行う/会議のあとの半日に組み込みたい
3時間(半日)
3時間10本
新任管理職・プレイングマネジャーに、渡したあとの関わり方まで
1日
6時間20本
現場のやり方が変わるところまで求める
複数回のプログラム
1日×3〜4回各回20本前後
費用は、テーマ・回数・人数によって変わります。伺ったうえでお見積りします。

代表的な研修 ── 仕事の任せ方

どのテーマも、同じ作り方をしています。ここでは「仕事の任せ方」を例に、中身をお見せします。2026年10月に本にまとめるのも、このテーマです。

任せることは、管理職の仕事そのものではありません。チームで成果を出し、人が育つ状態をつくるための、手段のひとつです。その手段が、使えていない。任せたくないのではなく、何を渡してよいのかが決まっていないからです。

「任せる」を4つの手順に分けた図。①手放さないものを先に決める ②わからない仕事をまず分ける ③渡す前に五つを合意する ④任せたあとの関わり方を決める
「任せ方」で扱う7つのかたまりと、3時間・1日がどこまで扱うかの図。3時間は①②③⑤、1日は①から⑥まで。⑦問題解決まで任せるは複数回のプログラムで扱う

3時間(半日)のカリキュラム ── 演習10本

  1. 管理職とは何か
  2. 「自分でやった方が早い」が、任せる機会を奪う
  3. 手放してはいけない4つ
  4. 判断の土台を渡す
  5. 明日からの計画

1日(6時間)のカリキュラム ── 演習20本

  1. 管理職とは何か
  2. 「自分でやった方が早い」が、任せる機会を奪う
  3. 手放してはいけない4つ
  4. わからない仕事は、まず分ける
  5. 何を、どこまで任せるか
  6. 人はみんな違う
  7. 判断の土台を渡す
  8. 丸投げと権限委譲を分ける
  9. 途中確認は、進捗ではなく判断の確認にする
  10. 明日からの計画

3時間と1日は、削った版と足した版ではありません。3時間は「渡す前」に絞り、1日は「渡したあと」まで扱います。

3回・4回にする場合

管理職に必要なことは、1つのテーマでは終わりません。役割の認識、目標設定とPDCA、評価とフィードバック、部下育成、そして職場の風土。下の「扱えるテーマ」を中心に組み合わせて設計します。何を何回で扱うかは、伺ってから決めます。

1日の研修で、その場の納得までは作れます。難しいのは、そのあとです。気づきは、放っておくと日常に埋もれます。複数回にする値打ちは、講義が増えることではなく、回と回の間に現場があることです。

複数回にするときの流れの図。研修当日に今日の一つを決め、ご要望に合わせて決めた期間、現場で試し、次の回の冒頭で持ち寄る。これを回数のぶんだけくり返す

回と回の間隔は、現場で試す時間が取れるよう、ご要望に合わせて決めます。

編成の例① 新任管理職 実践プログラム(全4回)

着任して間もない管理職の方向けです。役割を引き受けるところから、部下を知り、任せ、育てて評価するところまでを、順に扱います。各回1日(6時間)です。

回テーマ扱うこと
第1回役割を引き受ける管理職とは、何を引き受ける立場か/自分の成果から、チームの成果へ/時間の使い方を決め直す
第2回チームと部下を知る部下は、みんな違う/聞く、確かめる/1on1を始める
第3回仕事を任せる何を任せ、何を自分に残すか/渡すときに、そろえること/渡したあと、どう関わるか
第4回育て、評価するできていないことを、どう伝えるか/評価者として、何を見るか/育て、チームに残す

編成の例② すでに管理職の方に(全3回)

管理職としての経験がある方向けです。目標を立て、任せ、評価するという、管理職の仕事のひと巡りに沿って組みます。各回1日(6時間)です。

回テーマ扱うこと
第1回目標設定とPDCAチームの行き先を決める/計画を「誰が・何を・いつまでに」まで落とす/確かめ、直し、回し続ける仕組みにする
第2回仕事の任せ方手放してはいけない4つ/判断の土台を渡す/途中確認は、進捗ではなく判断の確認にする
第3回評価者研修評価は、査定ではない/評価の癖は、6つある/納得させる面談から、合意する面談へ

どちらも、組み方の例です。テーマの組み合わせと回数は、伺ってから決めます。2回目以降の冒頭では、前回から現場で試した一件を持ち寄ります。

扱えるテーマ

テーマ中心にあること
任せる・育てる仕事の任せ方/部下育成/1on1/影響力とマネジメント任せることと指示することは、対立しない
評価・目標評価者研修/目標設定とPDCA評価は、査定ではない
考える・決める考える力/意思決定正解ではなく、納得解を出す
伝える通す力(説明・提案)論理的かどうかを決めるのは、相手である
数字決算書の読み方・計数管理/値決めと採算・原価よい売上と悪い売上を、分ける
視野を広げる経営視点/管理職と生成AI強みは、自社が挙げるものではない

どのテーマも、3時間と1日のどちらでも実施できます。教材は、すべて自作しています。「管理職と生成AI」を1日で行う場合は、全社員向けに組んだ1日版を使います。くわしい中身は、伺ったうえでご提案します。

新入社員・若手・部長・経営層の研修は企業研修のご案内をご覧ください。

ご依頼から実施まで

  1. お問い合わせ ── テーマ・対象・時期・人数をお知らせください
  2. 伺う ── 経営者と、受講される方の上長に。何が変わっていてほしいのかを、先に揃えます
  3. ご提案・お見積り ── 伺った内容をもとに、内容と費用をご提案します
  4. 設計する ── 御社で実際に起きていることを、演習に入れます
  5. 実施する ── 唐澤本人が登壇します。オンライン(Zoom等)でも行います
  6. (複数回の場合)間を見る ── 現場で試していただき、次の回の冒頭で確かめます

研修で解決する問題ではないと判断したときは、そう申し上げます。制度や体制の話であれば、研修より先に扱うべきものがあります。

唐澤智哉が登壇します

中小企業診断士・ITストラテジスト
中堅・中小企業の経営コンサルティングを本業にしながら、企業研修に登壇しています。教材は、すべて自分で作っています。

2026年10月に、『プレイングマネジャーの「手放す」技術 「自分でやったほうが早い」を越え、チームで成果を上げる70のルール』(セルバ出版)を出します。
「仕事の任せ方」を70項目にまとめた本で、研修と同じ考え方で書いています。任せ方の研修を実施する場合、受講者にはこの本をお配りします。研修が終わったあとも手元に残り、読み返せる形にするためです。

お問い合わせ

3時間の単発から、複数回のプログラムまで。
まずは、いま何が起きているかをお聞かせください。中身を決めるのは、そのあとです。

※国や地方自治体、商工会議所・商工会等、公益性を有する機関・団体からのご依頼は、料金等を柔軟に対応します。個別にご相談ください。
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