私達について

唐澤のご提案

詳しく話を伺うと、社長は先代の経営手法を尊重しつつも、時代に合わせた変革の必要性を強く感じていらっしゃいました。そこで、「伝統と革新の融合」をテーマに、以下の3ステップでのコンサルティングをご提案しました。

1. ビジョン策定ワークショップ：
   社長と幹部社員で、会社の強みや価値観を再確認し、10年後のあるべき姿を描くワークショップを実施しました。
   これにより、社長の想いと社員の意見を融合させた新しいビジョンを策定しました。
2. 中期経営計画の立案：
   ビジョンを実現するための3か年計画を策定しました。
   特に注力したのは、若手社員を巻き込んだ新規事業アイデアの創出です。
   ベテラン社員の技術力と若手の発想を組み合わせることで、既存事業の強化と新規事業の立ち上げを両立させる計画を立案しました。
3. 新しい組織風土づくり：
   月1回の訪問時に、社長との個別ミーティングに加え、各部門責任者や若手社員とのコーチングセッションを実施。
   縦割り組織の壁を取り払い、部門横断的なコミュニケーションを促進するための仕組みづくりをサポートしました。
   現在、新ビジョンのもと、全社一丸となって変革に取り組んでいます。
   特筆すべきは、50代のベテラン技術者と20代の若手営業が協力して立ち上げた新規事業が、想定以上の成果を上げていることです。
   社長の「伝統を守りつつ、新しいことにチャレンジする」というメッセージが、社員一人ひとりに浸透し始めています。
   来月からは、社長自らが主導する「全社横断プロジェクト」がスタートします。
   私も定例会議に参加し、プロジェクトの進捗管理と助言を行う予定です。
   社長様の新しい経営スタイルが根付き、会社全体が活性化していく過程を今後も継続的にサポートしてまいります。

唐澤のご提案

よくよくお話をうかがうと、ご長男は将来経営者になりたいという気持ちはあるが、お父様の経営する会社の事業とは異なることをやりたいため、会社を継ぎたくはないとのことでした。

そこで、社長であるお父様、お母さま、ご長男と私（唐澤）の4名のディスカッションの場で、将来経営者になるための訓練として、お父様の会社に入社して事業運営を経験してみてはどうか？というご提案をしました。

具体的には、コンサルタントとして私がサポートしながら、お父様の会社の黒字化を目指すために、お父様とご長男が協働して戦略立案、経営計画策定、そして打ち手の実行を協働で行うというご提案です。

その過程で、お父様から経営の哲学・ノウハウの伝承を受けながら、計画的に事業承継を進めていきます。

なお、ご長男の本当にやりたい事業については、3年後のお父様の社長引退時までに構想を立て、戦略を立てていくこととしました。
現在、ご長男はお父様の会社の取締役として、事業戦略の立案から施策の実行、経営管理まで行って精力的に活動されています。
ご長男の若さを活かしたアイデアや行動量によって、会社の業績も良化傾向になり、今期に黒字化の予定です。
なお、ご長男は来年にお父様に代表権を残しまま社長に就任される予定で、現在のところはご自身のやりたい事業ではなく、お父様の事業の更なる成長を注力しています。
今後も、ご長男の経営戦略や施策を協働で検討しながら、しっかりとサポートをしてまいります。

唐澤のご提案

無料コンサルティングでヒアリングしたところ、前回の導入では情報システム部門主導でシステム選定を行い、システム機能ありきでの導入アプローチを取っていたことが判明しました。
そこで今回は、「DX構想策定アプローチ」による推進をご提案しました。
具体的には、社長をプロジェクトオーナーとし、各部門の代表者で構成されるプロジェクトチームを結成することを提案しました。
現状業務分析から始め、あるべき業務の設計を行った上で、それに適したシステムを選定するというステップを踏むことをお勧めしました。
この提案に基づき、弊社のDXハンズオン支援サービスを活用し、経営課題の設定と現状業務分析、新業務設計とあるべき業務フローの作成、課題対応方針策定とシステム要件定義、システム製品評価と選定支援を行いました。
訪問時には3時間の集中的なワークショップを実施し、経営層や各部門の代表者と密接に連携しながら進めました。
また、訪問間の期間には、電話やメールでのフォローアップも実施し、プロジェクトの進捗を確実なものとしました。
ベンダーとの打ち合わせにも同席し、専門的な観点からアドバイスを行いました。
結果として、業務部門の目的意識と参画意識が大幅に向上し、主体的なプロジェクト推進が実現し、納期遅延や大幅な予算超過もなく、システム導入は完了しました。
システム導入後、主力事業での業務生産性が20%向上し、取引先との情報共有強化により顧客満足度が向上。
これにより、リピート売上が前年比10%増加するなどの具体的な成果が得られました。