唐澤経営コンサルティング事務所代表コンサルタントの唐澤です。
本記事では、当事務所のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に込められた想いについて、私の言葉でお伝えしたいと思います。
ミッション(Mission)

経営者は非常に孤独です。
ここでいう「孤独」の意味は、周囲に友だちや仲間が誰もいなくていつも一人という意味ではありません。経営者は特有の立場にあるがゆえに、以下の理由により孤独を感じやすいと考えています。
- 経営者は、重要な意思決定を最終的に一人で下し、その結果に対する全責任を負わねばならない
- 経営者という立場上、他の役員や社員に対して弱みを見せにくい
- 役員や社員とは同じ組織に属しているものの、負っている責任の重さが異なることため視座や価値観も異なることが多く、互いに完全には理解し得ない
- 他の役員や社員に打ち明けられない問題や情報を一人で抱えている
私たち唐澤経営コンサルティング事務所は、このような孤独で悩める経営者に寄り添うリアルパートナーでありたいと考えています。
ここで言う「リアルパートナー」という言葉は、私たちがクライアントに対してお約束する価値・姿勢を表しています。
会社がよい時も困難な時も、クライアントの成長の歴史を共にし、「自社のことを誰よりも理解してくれている真のパートナー」と感じていただける存在になること、そして「何かあればすぐに相談できる信頼できる存在がそばにいる」という安心感を提供することこそが、私たちの存在意義であると考えています。
私たちは単なるアドバイザーではありません。
みなさまの夢をともに歩み、困難をともに乗り越え、成功をともに喜ぶ存在でありたい。
そのような想いが「リアルパートナー」という言葉に込められています。
そして私たちは、人と組織の可能性は無限大であると考えています。
人間には無限の創造性と学習能力があり、多様な背景や専門性を持つ人材が協働することで、これまでにない新たな発想を生みだすことができます。
その人と組織の可能性を最大限に引き出すことこそが、私たちコンサルタントの重要な役割だと考えています。
みなさまの会社固有の組織文化や独自性を深く理解し、社員の声に耳を傾けて現場の息遣いを感じながら、あなたの会社だけのオーダーメイドの解決策を提案します。そして私たちが経営者と社員の架け橋となり、組織を活性化して人と組織のポテンシャルを最大限に引き出し、希望に満ちたビジョンを実現する、そのような支援をお約束いたします。
ビジョン(Vision)

大学卒業後、私はコンサルティング業界を中心に就職活動をしていました。その時の私の志望動機は、「企業を元気にすることで、日本を元気にしたい!」でした。
当時の私のこの志望動機のロジックは、以下の通りです。
- 日本人として生まれてきた以上、何かしらの形で大好きな日本社会に貢献したい。
- バブル崩壊後の経済低迷や終身雇用制度の崩壊等による雇用環境の変化など、日本には元気がないと漠然と感じていたので、日本を元気にしたいと考えていた。
- 日本が元気になるためには、経済が好調にならねばならない。そして経済の活力の源泉は企業である。つまり、企業を元気にできれば経済が好調になり、結果として大好きな日本が元気になると考えた。
- 企業を元気にするためには、特定の会社に所属して成果を出すより、多くの経営者を支援することにより企業の成長を実現する方が近道であると考え、それが実現できるのはコンサルティング業界だと考えた。
この基本的な考え方は現在も変わっていません。
就職活動をしている当時は、企業から内定を獲得するために後付けで考えた部分もあったことは否定できませんが、結果的として現在の私の経営コンサルタントとしての信念にもなっています。
今となってはこれが自分のビジョンだと胸を張って言いきれます。
一方で、就職活動時の志望動機と当事務所のビジョンとで、変わった部分が1つだけあります。
それはターゲットが「企業」から「中小企業」へと変わったことです。
コンサルタントとしてのキャリアを積むにあたって、中小企業を支援したいという思いはどんどん強くなっていきました。
その理由は以下の3点です。
- 圧倒的に数の多い中小企業(日本の企業数の約99.7%を占める)を支援した方が、より日本経済の発展に貢献できる考えた
- 大手企業は経営資源が豊富であり、豊富な人材を持つ大手コンサルティング会社も多数存在するため、私が支援しなくても特に困らないと考えた
- 機動力のある中小企業は、変化の度合いが大きく、またそのスピードが速いことを自分自身が経営コンサルタントとして支援する中で実際に体験しているため、中小企業を支援する方が私自身が大きなやりがいを感じることができる
きっと、大手企業向けのコンサルティングに従事した方が報酬水準は何倍も高くなり、お金の面ではその方がよいのかもしれません。
しかし、私はそれよりも自分自身の存在意義・やりがい感じられること、そしてより私自身が高い価値を発揮して社会に貢献できる支援を重視したいと考えており、その対象は中小企業だと考えています。
バリュー(Value)

バリューとして5つ定めています。それぞれポイントを補足していきます。
1.誠実さと高い倫理観を持って行動する
事業やビジネスを展開する過程で、企業は時に過度な利益追求に走り、結果として倫理観を失った行動をとる場合があります。当事務所においてはもちろん利益は追求しますが、私たちは誠実さと倫理観を常に忘れずに事業展開を行っていきます。
2.クライアントに傾聴し、理論にとどまらない真の課題解決と価値提供に全力を注ぐ
まずはクライアントが本音を話しやすいオープンな雰囲気づくりを心掛け、クライアントの声に耳を傾けて現状を正確に把握します。その上で、机上の空論・正論を振りかざすのでなく、会社固有の文化や考え方、経営者が大事にしていることを十分に踏まえ、クライアントにとって真の課題解決と価値提供につながる提案・サービス提供に全力を注ぎます。
3.クライアントのために徹底的に考え抜き、期待を超えるサービスを提供する
現代は経営環境は変化が非常に早く、不確実性も非常に高いです。このような時代においては、ビジネスに明確な答えはありません。ビジネスは答えののないゲームであるという前提に立脚し、クライアントのために徹底的に考え抜き、クライアントの期待を超えるサービスを提供します。
4.実践的知識を追求し、現状に満足せず謙虚に学び続ける姿勢を持つことで、卓越したプロフェッショナルであり続ける
私たちは、クライアントのコンサルティング現場で実際に活用できる実践的な知識を追求しながら、常に謙虚な姿勢を忘れず、常に学び続ける姿勢を持つことで、卓越したプロフェッショナルであり続けます。
5.失敗を恐れず、新しい挑戦を楽しむことで、革新と成長を促進する
人間は失敗からしか学ぶことはできないと思っています。そして失敗から学ぶためには実際に行動しなければなりませんし、その過程では必ず挑戦が必要になります。私たちは常に新しい挑戦を楽しみ、自らの革新と成長を促進していきます。
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